「毎日を‘上機嫌’に過ごすこと」 これが私の毎日の目標です。
人生にはたくさんの試練があるし、どうしようもないこと、目を背けたくなるような
こともある。
体調がすぐれなかったり、食欲がないことも。天気が悪ければ家から出たくなくなるし、二日酔いや寝不足な日もある。仕事がうまくいかなかったり、家族とケンカしてしまう日もある。
それでも毎日を‘上機嫌’に過ごしたいものです。そんな私の‘上機嫌’な毎日をブログでお届けします。
2012年01月22日40代、僕らはなぜ気負ってしまうのだろう
40代になると、人はなぜか「気負い」が目立つようになる。若い時の背伸びとは少し性質が違う。たとえば、次のようなアピール、身のまわりにたくさんないだろうか。
自分の賢さをアピールする人、仕事の充実ぶりをアピールする人、英語ができることをアピールする人、激務ぶりをアピールする人、自分の家柄や家訓、信条をアピールする人、家族円満や子煩悩をアピールする人、海外通や海外生活経験をアピールする人、高い酒やその他のコレクションをアピールする人、自分の肉体の若さをアピールする人、健康生活をアピールする人、多趣味ぶりをアピールする人、たぶん、もっと探せばいろいろある。
自分も40代になって、同世代にこのようなアピールが増えていることに気づくようになった。自分でも一部身に覚えがある。なぜ40代の今、人は気負うようになるのだろう。
人生も折り返し地点をまわって、自分の能力の限界や先々が見えるようになってきたからだろうか。それとも自分はまだまだいけると思いたいからだろうか。それとも自分は他人に負けてないと思いたいからだろうか。
ちなみに流行りのフェイスブックは、そうした40代の「気負い」の温床になっているように見える。もう何でもありである。自分も調子に乗ってアピールした後で、自己嫌悪に陥ることがある。さすがに他人のアピールは見慣れてきて、自然と自分があまり気にいらない他人の「気負い」トークはスル―できるようになってきた。ただそうはいっても、この増幅する「気負いネタ」のおかげで、だんだんフェースブックも食傷気味になってきた。実際、自分が発する「気負い」トークの数々は、おそらくそれを快く思わないゆるいつながりの知り合いの方々から、完全にスル―されているのに違いない。
ところで仕事柄、中高年の転職支援をしているが、「気負い」が目立つ職務経歴書が多いことも最近とても気になる。いわゆる誇大広告のような経歴書が何と多いことか。ここでも、あらためて40代の「気負い」が強まっていることを感じざるをえない。
もしかしたら40代の問題というより、今の時代を反映しているのだろうか。先行き不透明な時代の中で、働き盛りの世代である40代は、自分はここで落ちこぼれたくないともがいているのだろうか。いわゆる第一線から退くにはまだもう少し時間がある。今のうちに、自分の存在を不特定多数のだれかに認めさせたいという焦りだろうか。
僕自身も、これまで決してアピールが弱いタイプではなかった。そもそも体が大きいということだけでも自己主張が強く見えるわけで、もっと控えめに、もっと黙っている方がいいと思うことも多い。ただ性格的には、自分で言うのもなんであるが、どちらかというと穏やかでおとなしいほうではないかと思ってる。なかなか人様にはそうは認めてもらえないことが多いが、自分は本質的には引きこもりがちであり、対人関係が得意とは言えない。週末などは、本当に家で家族とばかりひっそりと過ごしている。子供のころから、ずっとそんな人生をおくってきた。よくいえば家族との時間を大切にしてるともいえるが、悪く言えば単なる出不精である。
だからこそ正直なところ、他人の「気負い」は嫌いだ。そして自分の「気負い」はもっと嫌いである。特に自分の気負いの場合、そのときはそのつもりがなくても、後になって自分の表現方法に気負いが表れていたことに気づくことがあるから、そんなときは深く自己嫌悪に陥る分、面倒である。
