不景気が長引く中、国立大学を中心に大学を終了した学生が就職せずに、大学院に進む傾向が増えていると言う。その中には民間企業への就職難や将来の雇用不安を憂い、研究職を志す人もいるという。専門的な高度教育を目指す人材が増えることは日本のためになると思うため歓迎したいが、企業が求める研究者人材の素養を持ちあわせた人材が大学の現場にたくさんいるかと言うと、そこがとても悩ましいのが現実のようだ。
ポスドクとは,博士号を取得した若手研究者のポジションのひとつで,大学の研究室における研究の重要な担い手でもある。研究をすることで給料をもらっているわけで,ポスドクはプロ研究員なわけだが、彼らの待遇、そして将来の雇用機会が全く足りてない現実がある。
小3娘の学校発表会に行ってきた。国語の授業だった。先生がプリントを配り、その物語をみんなで一緒に読んで、その後に登場人物の心情をクラス全体で読み解いていくという授業だった。思いのほか積極的な生徒が多かった中、うちの娘も頑張って3,4回手を上げて、先生から2回あててもらって発表した。10回以上手を上げる子供たちがいる中、3,4回の挙手は地味ではあったが、娘らしいと思った。
さて今朝は朝から仕事の件で一つ打ち合わせを予定していいたため、授業参観を早々に途中で切り上げて、打ち合わせ場所に向かった。先生からもらった授業のプリントをバッグにしまいこみ、いつものスタバに急いだ。授業で配られたプリントがなぜか気になり、同じく小さな娘を持つ打ち合わせ相手にプリントを見せた。「小3ってこんな文章読んでるんですね。漢字もこんな具合で・・・」 気楽に見せたプリントだったが、相手は何かに気づいた様子で神妙な顔をして考え込んでいる。
40代になると、人はなぜか「気負い」が目立つようになる。若い時の背伸びとは少し性質が違う。たとえば、次のようなアピール、身のまわりにたくさんないだろうか。
自分の賢さをアピールする人、仕事の充実ぶりをアピールする人、英語ができることをアピールする人、激務ぶりをアピールする人、自分の家柄や家訓、信条をアピールする人、家族円満や子煩悩をアピールする人、海外通や海外生活経験をアピールする人、高い酒やその他のコレクションをアピールする人、自分の肉体の若さをアピールする人、健康生活をアピールする人、多趣味ぶりをアピールする人、たぶん、もっと探せばいろいろある。
自分も40代になって、同世代にこのようなアピールが増えていることに気づくようになった。自分でも一部身に覚えがある。なぜ40代の今、人は気負うようになるのだろう。
